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<ボタ山>無償譲渡打診を田川市が拒否、財政難で 福岡 [ 01月04日 03時05分 ] 毎日新聞


   前市長の

   「過去の歴史及び筑豊のシンボルとして、現存のままの保存を研究する必要がある」

   などという「タワごと」を

   「保存する価値がどれだけあるのか、活用方法があるのかを調査していきたい」

   と、切った現市長のほうが至極マトモである。
 

   歴史的価値があると言って、なんでも残そうなんていうのは間違い。


   ボタ山だぞ?ボタ山。


   石炭掘ったときのカス(石)の山だぞ。(産業廃棄物だ・・・)


   
   要るか?



   文化遺産にするのは結構な事だが。

   石炭産業の展示云々が観光資源にならないことは
  
   夕張の例を見てもわかるだろ?


   結局のところ、昔から残ってるものなんて寺社・仏閣くらいのもんだよ。

   自治体がコスト掛けてまで守る必要があるのか?

   福岡に限らず考えて欲しいもんだ。



[記事引用]

 
福岡県田川市が、同市夏吉の「旧三井鉱山夏吉坑(通称三井六坑)のボタ山」について、三井鉱山(東京)から打診されていた無償譲渡を拒否していたことが分かった。国内最大の産炭地だった旧筑豊炭田でも数少ない、原形を保ったボタ山。市は基本計画で文化財としての保存を打ち出していたが、「管理経費を負担できない」と財政難から方針転換した形で、今後論議を呼びそうだ。

 六坑ボタ山は、経営難から資産整理を急いでいた同社側が、学校敷地や炭鉱住宅内道路などとともに譲渡物件として提示していた。このうち旧三井伊田坑のシンボルといわれた同市伊田の明治期の二本煙突、竪坑櫓(たてこうやぐら)は06年11月に無償譲渡を受け、現在国の登録文化財へ申請している。

 しかし、ボタ山については「財政的に管理経費が負担できない」として、市は同社側に譲渡拒否を回答。学校、公民館敷地など約12万平方メートル分についてだけ、06年12月に無償譲渡の契約を交わした。

 「三井六坑」は旧三井鉱山田川鉱業所の最後の開削地。ボタ山は“円錐形”の小高い山が三つ並んだ姿で知られ、高さ約60~62メートル。戦前の1944年ごろから閉山の64年まで集積され、二本煙突、竪坑櫓とともに筑豊炭田の中核だった同市のシンボルといわれた。同炭田で原形を保ったボタ山は他に「筑豊富士」と称される旧住友忠隈鉱(飯塚市の文化財)があるだけだ。

 このため故滝井義高・前市長は93年、保存方針を打ち出し、「自治体による初のボタ山保存」と注目された。市は当時の市第3次総合計画後期基本計画(94~00年)で「ほぼ完全な姿で現存する旧六坑ボタ山は、過去の歴史及び筑豊のシンボルとして、現存のままの保存を研究する必要がある」としていた。

 だが今、同市は、財政の硬直性を示す財政指標「経常収支比率」が05年度決算で96.2%(速報値)と、04年度(95.9%)よりも0.3ポイント悪化するなど厳しい財政状況となっている。

 譲渡拒否について伊藤信勝市長は「歴史遺産ではあると思うが(譲渡は)財政事情が許さなかった。今後も、保存する価値がどれだけあるのか、活用方法があるのかを調査していきたい」と話している。【林田雅浩】

by hotwired2010 | 2007-01-04 12:05 | ニュース

by hotwired2010