修学旅行で海外に行きたいから法律を曲げろ!ってか?(追記有り)
バカ親とバカ娘。
法律云々言う前にやるべき事やれよ。
[2/5追記]
コメントにありました、”なぜバカなのか?”という質問にお答えいたします。
(初見の方はコメントをお読みください。)
ばか(馬鹿・莫迦)を辞書で引きますと
○道理・常識からはずれていること。常軌を逸していること。また、そのさま。
○特定の物事に熱中するあまり、社会常識などに欠けること。
「学者―」「専門―」「親―」
と、あります
■バカ親について
この場合は”親バカ”が当てはまると思いますが、
一般的な”バカな親”と言う意味も含めて”バカ親”と書いたわけです。
■バカ娘について
一見、何の問題もない(むしろ被害者?)と思われる娘ですが、
利己的な理由のために両親や支援団体(笑)にのせられて
法務省や外務省に陳情に行った様を”バカ”だと言ったわけです。
この娘が本当に訴えなければならない相手は”母親”であり。”前夫”(実際の父)なのです。
(もちろん、修学旅行に行きたい一心で正常な思考が出来ない事も指しています。)
■バカとはどういうことであるか?
最初に、当ブログ(というか筆者)は
「個人的な利得のために法律を曲げて運用するべきではない」というスタンスです。
もちろん、時代にそぐわない法律を議論によって改定することを否定してはいません。
この記事を読んで行くと、いくつかの疑問点・問題点が出て来ます。
① なぜ戸籍を作らなかったのか?
・前夫から暴力(DV)を受けた
・前夫との親子関係を否定する手続きを取ると前夫に現住所を知られる恐れがある
いきなりですが、
こんなものは理由にはなりません。
子供のことを考えれば(社会サービスも含め)この段階で努力していないことは
完全に母親の落ち度でしょう。
当然のことながら”新しい夫”もいるわけですし、弁護士を交えて調停をするべきだったのです。
(それとも新しい夫がそんなに役立たずだったのでしょうか?)
”暴力が怖い”、”殺される”、などというのは戯言に過ぎません。一生逃げ回る気でしょうか?
②なぜ15年間も放って置いたのか?
戸籍を使う用事がなかったと言われればそれまでですが。
修学旅行に海外に行くような学校に通わせている家ならばそれなりの生活レベルのはずです。
それだけ子供の戸籍のことを考えていなかったのに、
戸籍が要るようになったら”さも法律が悪いかのように”
騒ぎ立てるというのはおかしいのではないでしょうか?
15年間に出来ることはいろいろあったはずです。
法律と言うものは、これだけ無責任な親を想定して作られていません。(想定外)
逆に言えば、責任を果たしていない親が法律をどうこう言うべきではなく
その資格もないのです。
15年も親としての義務を果たさず、
お涙頂戴劇でなんとか法律を曲げようとする行為には浅ましさを覚えます。
それを支援する団体も同様です。
また、以前のエントリーにも書きましたが、
役所や法務省・外務省は法律を運用する機関であり
そこに弾力的な運用を求めること自体、間違いです。
法律を変えてほしいのなら国会議員の皆さんに陳情するべきです。
そのための国会議員であり国会なのです。
(このことがわかっていない時点で・・・・バカだなぁ・・・と。)
■彼女達を「バカ」とすることにより社会にいかなる利益がもたらされるか?
まともな結婚・離婚・裁判・調停をしないと、こういうことになるんだと言う見本。
やるべきことをやっていればこういうことにはならない。
■娘さんの立場に立ってくださいよ。彼女、「いじめ」の標的になりますよ!?
■自分ではどうにもならない状態で、不利益を受けなければならない。
■あなた、それを助長していていいんですか?
眠い意見です。
いじめどうこうの同情論で法律を曲げるべきではありません。
(いじめの本質はいじめる側にあります。これは過去のエントリーで何度も書いています。)
いわゆる”大岡裁き”的なものを期待しているのでしょうか?(後の時代の脚色であると判明していますが)
法律の運用は厳格なものです。この意味で役所の対応は正しいのです。
≫どうにもならない状態
記事を読んでいないとしか思えないのですが・・
調停は2~3ヶ月。旅券発行は1週間前後で済むはずです。
旅行は6月とのことですから。
通常の法的手続きをとれば何の問題もないのです!
”どうにもならない状態”ではないのです!
騒いで陳情などしてないで法的な手続きをしなさいという話です。
これだけ騒ぎになったら前夫も問題を起こしたりしないでしょう。
起こしたとしたら、そのときに弁護士やら警察を介入させれば良いだけです。
支援団体とやらもそちらを支援するべきです。(ボディーガード代わりとか、)
≫助長していいんですか?
それほど影響力のあるブログだとは思っておりません。
むしろ、個人の利得のために法律を曲げるような行為を助長してはならないのです。
おわかりですか?
繰り返しになりますが、
通常の手続きをとれば今からでも十分に間に合う話なのです。
その手続きを利己的な理由でスッ飛ばして、法律のせいにすること自体
バカなんです!
バカ : 道理・常識からはずれていること。常軌を逸していること。また、そのさま。
もちろん、”さも法律が悪いかのように”、書いている報道・メディアにも問題があります。
実際、思考誘導されてマヌケなエントリーを書いているブログや、コメントも多く見受けられます。
民法772条については毎日新聞が特集しています。
どうぞ、関連エントリーも見てください。
【関連エントリー】
毎日新聞の粘着記事&続・自分勝手な人々。(追記あり) [ 02月03日のエントリー] 今、そこにある危機
またか・・・身勝手な人が増えている。(追記あり) [ 01月12日のエントリー] 今、そこにある危機
離婚したり、計画もなく子作りしてる輩がなに言ってるの? [ 01月08日のエントリー] 今、そこにある危機
[記事引用]
「旅券発行して」と陳情 戸籍ない生徒、海外修学旅行前に [ 02月01日 18時55分 ] 共同通信
母親が前夫との離婚成立前に別の男性との間にもうけたため出生届を出さず、戸籍がない滋賀県の高校1年の女子生徒(16)らが1日、外務省と法務省を訪れ、パスポート発券を求める陳情をした。女子生徒は6月に海外への修学旅行を控えており、「親子関係は明らか。運用で発行してほしい」と訴えた。法務省は「即答はできないが検討したい」と回答、外務省は「パスポート発行には戸籍が必要」と答えたという。
旅券発給を外務省などに陳情 滋賀の無戸籍女子高生 京都新聞
母親の離婚調停中に生まれ、戸籍を作っていないため滋賀県から旅券発給申請を認められなかった県内の高校1年の女子生徒(16)が1日、戸籍謄本がなくても旅券発給するよう外務省など関係省庁に陳情した。6月に海外への修学旅行を控えた生徒は「みんなと一緒に思い出をつくりたい。パスポートが取れるようにしてほしい」と訴えた。
生徒は、前夫から暴力(DV)を受けた母親が家を出た後、出会った別の男性との間に誕生。その後、離婚が成立したが、民法の規定で生徒は前夫の子と推定される。前夫との親子関係を否定する手続きを取ると前夫に現住所を知られる恐れがあり、戸籍を作っていない。
生徒はことし1月、戸籍謄本の代わりに出生証明書や実父の保険証などを添えて県パスポートセンターに発給申請したが、県は「旅券法上、戸籍謄本は不可欠」とする外務省の見解を踏まえ、受理しなかった。
この日、外務省で生徒と両親、支援団体の代表者らが伊東勝章旅券課長らに面会。発給を求める陳情書を手渡したが、伊東課長らは旅券発給には戸籍が必要との見解を示した、という。
生徒らは法務省も訪れ、親子関係を定めた民法規定や戸籍の取り扱いの見直しを求める陳情書を提出した。参院議員会館で会見した母親は「法律を変えてもらえるよう声を上げたい」と話した。
by hotwired2010
| 2007-02-05 11:44
| ネタ