本当に残虐なのか?
犯罪史上例を見ない残虐さ、って・・・・
赤軍派リンチ事件とか、女子高生コンクリ詰め事件とか、
はるかに残虐なものがあると思うのだが・・・・・
結果論で言えば”安楽死”事件となんら変わりない。
(安楽とは言い難いけど.)
自殺サイトなんか見てる時点でダメだろう・・
一番残虐なのは
子供が自殺サイトを見ていることすら把握していない親。
なのではないだろうか?
把握していれば、そもそも事件そのものが起こるはずもない。
(車にカギをかけないでおいて、「車泥棒に遭った!」と騒いでいるようなものだ。)
≫「思春期なら誰もが経験する生と死の葛藤(かっとう)を悪用し、息子を奪った」
などと言っている母親も充分イタイのだが・・・」
≫「命より大切な息子だった」
こういう親がいるたび思うのだが...
何で死なないの?
”命より大切なものはない。”の間違いじゃないのか?
この3人が自殺していたとしても、
ほとんどの人間は気にも留めないだろう・・
そう考えると一案残虐なのは”民衆”かもしれない。
[記事引用]
自殺サイト殺人で死刑を求刑 「犯罪史上例ない残酷さ」と検察 [ 02月20日 12時23分 ] 共同通信
インターネットの自殺サイトを通じて知り合った男女3人を相次いで殺害したなどとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた無職前上博被告(38)の公判が20日、大阪地裁であり、検察側は「執拗、残虐で犯罪史上例を見ない残酷な犯行」として、死刑を求刑した。論告求刑に先立ち、遺族が意見陳述。犠牲となった神戸市の男子中学生=当時(14)=の両親は「極刑に処してほしい」と述べた
自殺サイト殺人「極刑、最低限の償い」 神戸の遺族陳述 [2007/02/20] 神戸新聞
インターネットの自殺サイトを通じて知り合った男女三人を相次いで殺害したなどとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた無職の男性被告(38)の公判が二十日、大阪地裁(水島和男裁判長)であり、検察側は「執拗(しつよう)、残虐で犯罪史上例を見ない残酷な犯行」として、死刑を求刑した。
論告で検察側は、性的欲求を満たすため、自殺サイトへの投稿者なら犯行が容易になると考えたことなど動機や計画性に触れ「他者の生命を犠牲にすることをいとわない非人間的で危険極まりない人格だ」と指摘。
被害者を失神させ、目覚めさせて再び窒息させることを繰り返すなど「肉体的、精神的に虐待の限りを尽くし、凶悪非道で戦慄(せんりつ)を禁じ得ない」と批判。「倒錯した性的衝動の防止は不可能で、再犯の恐れは極めて高い」と求刑の理由を述べた。
論告求刑に先立ち、遺族六人が意見陳述。犠牲となった神戸市の男子中学生=当時(14)=の両親は「極刑に処してほしい」と述べた。
起訴状によると、同被告は二〇〇五年二月から六月の間、自殺サイトに投稿していた男子中学生を「一緒に自殺しよう」などと誘い出し、大阪府和泉市の山中で窒息死させるなど、計三人を殺害して遺体を捨てるなどした。
同被告は起訴事実を認め「死刑になる覚悟はできている」と供述し、弁護側は「人を窒息させ殺害するとの異常な性倒錯を抑えられず、自らの行動を制御できなかった」などと、責任能力を調べる精神鑑定を請求。
しかし鑑定は、物事の善悪を判断する能力を「著しく減退していたとは思われない」とし、鑑定人も公判で「心神耗弱状態にはなかった」と責任能力があるとの判断を示していた。
弁護側が今月二十三日に最終弁論をして結審する予定。
「命より大切な子」涙の訴え
目を閉じ、口を真一文字に結び論告に耳を傾けていた同被告(38)は、検察官が死刑を求刑した瞬間、言葉をかみしめるように小さく数回うなずいた。大阪地裁で二十日開かれた自殺サイト連続殺人事件の論告求刑公判。法廷には、最愛の肉親を奪われた遺族の悲痛な訴えが響いた。
「助けてあげられなくてごめん。許してください」。殺害された男子中学生=当時(14)=の父親(40)は、論告に先立つ意見陳述で亡き息子に呼び掛けた後「(被告は)ひきょうで卑劣で残虐な人間だ。極刑が被害者三人の未来を奪った最低限の償いだ」と怒りをぶつけた。
続いて母親(38)も「思春期なら誰もが経験する生と死の葛藤(かっとう)を悪用し、息子を奪った」と陳述。「心底愛して誇りに思っていた。命より大切な息子だった」と書面を読み上げると、涙をこらえきれず言葉を詰まらせた。
同被告はチェック柄のシャツにズボン姿。遺族が憤りの言葉を連ね、検察官が非道さを断罪する間も終始目を閉じ、やや背を丸めた姿勢も変えなかった。
by hotwired2010
| 2007-02-20 21:03
| 裁判